モジュール化のデータセンター(モジュール化データセンターは、クラウド計算、仮想化、集中化、高密化などのサーバーの変化に対応するため、データセンターの運営効率を高め、エネルギー消費を減らし、急速な拡大及び相互に影響しないことを実現する)

迅速な配置:工場では部品を事前に用意し、現場で組み立てる。設置時間は8-12週間ほどに短縮し、建設時間も50%以上短縮して、時間の不足を少なくしている。セメント床と静電防止OAフロアでの組立ては可能で、最低2.8mの正味高さがあればよい。

エコ・省エネ性:密封コールド/ホットチャネル技術を使用し、コールド/ホット気流の混合現象を避けて、大幅にエネルギー消費を低減している。高密度の場合、ライン型エアコンを使用して近距離冷房効果を実現させ、冷房効果を著しく上げている。伝統的データセンターと比べ、30%~50% 程度のエネルギー消費が抑えられ、PUEは最低1.4に抑えられている。

フレキシブルな拡張性:モジュール化部品と統一的なインタフェース規格を使用し、ラック単位或いはモジュール単位で、要求に応じて容量を拡張し、投資額を減少することができる。要求に応じて単独ラックの定額効率密度を1kW~21kW程度アップグレードできる。

知的制御:管理システムであり、業界内のスタンダードModbus、SNMPと電気通信総契約に準拠し、データセンターのインフラ原動力、環境、映像、門取締の一括監視を実現させた。警告管理、レポート管理、生産依頼表管理、稼働効率管理などの機能を備え、全面的知的制御を実現させた。標準化した北方向のコネクタに接続でき、主流であるL2リンクネット管理迅速集積機能を備え、各種のスタンダード対外コネクタを提供し、ほかのシステムとの接続を実現させた。

1、アースと静電防止

1)ミニモジュールアースシステムは人的安全及び運行設備の正常的動作要求を満たす。

2)ミニモジュール内部ラック、HVDC、電池ラック、エアコン、精密集電箱など金属誘電体に対し等電位ボンデイングを行わなければならない。ラックごとに長さの異なる結合型誘電体を二つ配置し、最寄りの距離で等電位ボンデインググリッド(フロアの下側)と接続すべきである。

3)ミニモジュール内部にあるすべての設備の誘電金属カバーや、各種金属パイプ、建築物金属構造など等電位ボンデイングを行わなければならず、対地絶縁の単独な誘電体は使用ない。

4)ミニモジュールは対外アース時に25mm2規格の銅導線を使って基礎接地極と接続する。

5)モジュールフレームはアルミ合金で作られ、4か所以上のアース接続ポイントを有し、制御室のアースネットと接続することが可能である。

2、ラックシステム

Inspur製ラックを使用し、外観が美しい。以下に技術データを記す;

1)高品質の冷延鋼板製サーバーラックの寸法は、幅600*奥行1200*高さ2100(単位:mm)であり、利用可能空間は42Uである。

2)ラックの前後ドアは金網構造であり、金網は六角形状で、空気の通過率は75%になる。ラック内設備の通風放熱性を利用して、熱密度の高い新型サーバーの放熱要求を満たしている。

3)ラックの受ける荷重は動的負荷1000kg、静的負荷1300kgである。静的負荷は1500kgまで増やすことができる。キャスターの付いている入札品のラックの高さは2m以下に抑えられ、移動に便利である。

4)前側ドアのロックはシングルポイント型ロックであり、安全で信頼性が高く、騒音なしで簡単に施錠と開錠ができる。ロックのシリンダーは軽く回転でき、左手或いは右手でドアを開ける習慣を妨げることがない。

5)後側ドアのロックはリンク式三点ロックであり、構造が簡易でしっかりと施錠でき騒音なしで簡単に開錠できる。ロックのシリンダーは軽く回転でき、左手或いは右手でドアを開ける習慣を妨げることがない。前後ドアの鍵は共通である。

6)前後ドアの材料は冷延材を使っており、その板厚は網材料が1.5mm、円筒型材料が2.0mm、フレーム型材料が1.5mmである。

7)ラック毎にPDU挿入式バーが二つ配置され、縦方向に取付けられて、U空間を占有しないようになっている。

3、コールドチャネル密封システム

データセンターのエネルギー消費を低減させるため、エアコンの冷却効率を向上させるべくモジュール化データセンターは、密封コールドチャネル構造を持っている。構造は以下の通りである。

1) 密封コールドチャネル製品はエンドドア、天窓、チャネル密封部品、監視付属品などで構成されている。

2) 戸板部品は両サイト式引き戸構造である。主体のフレーム材料は高品質冷延鋼板を使い、GB11253基準に準拠し、表面塗装処理を行っている。門の扉は強化型窓ガラスを用い、強化ガラスは3C認証に合格し、GB15763.2基準に準拠し、厚みを4mm以下に抑えている。

3)天窓は固定式と反転式とに分けられ、消火ガスをチャネルに取り入れる機能を有している。天窓は大きな透光パネルを使う。材料はアクリル(PMMA)有機ガラスであり、透光率が90%以上あって、内部は制御室内の照明で十分な明るさになる。アクリル板はGB/T7134に準拠し、難燃レベルはUL94-HB以上になっている。

4)反転式天窓は監視システム(例えば消火警告信号、温湿度警告信号、撮影など)と連動できるよう設計され、消火警告時、反転式天窓を反転させて開けられるようになっている。反転式天窓はアクリル透明材を使って制作し、外観が美しくなっている。

5)その他部品には筐体底部の止め板、LEDライトバー、温湿度センサー、音声警報装置、カメラなどを含む。これらの付属品は密封したコールドチャネルに直接取り付けられ、密封・照明・監視の役目を果たしている。

6)チャネル内にはLED補助照明システムがあり、制御室の照明度を500LUX以上に保つことができる。補助照明システムは手動で起動させる。

7)密封チャネル内に監視ユニットを備え、チャネル内の温湿度、煙などの環境を監視できる。そのほか、別の警報システムに接続することが可能で、開き式トップ板制御ボックスと連動することも可能である。

8)コールド通路密封ユニット図面は下記の通りである。

4、エアコンシステム構成

パッケージエアコンは高効率サーバーの発展に従って生まれた新型ルームエアコンである。水平送風方式を採用し、伝統的精密エアコンによる冷房能力不足の欠点を避け、湿気状態動作、非省エネ、ホットスポットが頻繁に出るなどの欠点以外、自動変容量動作、ブローバック温度が高い、ウィンドランが短い、全熱動作で熱交換効率が高い、ホットスポットを有効的に抑えられるメリットがある。

5、消防システム

消防系統のモジュールは完備した監視システムを備え、複数のモジュールをグループにして同じ制御室に置いた場合、同じ監視ソフト及びプラットフォームを共用できる。

データセンター制御室は下記の幾つかのサブシステムを集中的に監視する。サブシステムには配電監視、エンジン監視、UPS監視、普通のエアコン監視、精密エアコン監視、水漏れ監視、温湿度監視、ドアセンサー、アクセス制御、監視カメラ、消火監視、赤線監視、直流電源などがある。RS485伝送線とネット通信を通して各サブシステムを接続し、ネットを経由した知的制御システム原動力及び環境集中監視システムを形成してある。

制御室内のすべての設備は、各種の通信メディア(RS485、RS232、SNMP、LANWORKSなど)を通して直接監視センタ―のサーバーに接続できる。監視センターのサーバーはデータ採集・計算分析・データステレージ・アラーム通報・アラーム処理・論理制御機能を備え、長距離顧客に適時監視データを提供する。長距離を隔てた一つ或いは複数の長距離顧客或いはWEBブラウズ方式を通して長距離監視、データ検索、データプリンタ、メンテナンス管理を行うことができる。

6、消防システム

消防システムには独立なボンベ収納庫が必要であり、面積は10平方メートル以下になってはならない。70Lの消防ボンベを3個配置し、各消防ボンベに70KGのガス系消火薬剤 HFC227ea(FM200)を充填しなければならない。

1)ガス系FM200消火システムを使用する。

2)システム制御:本システムには自動制御、手動制御、機械緊急操作といった3種類の起動方式を備えている。

3)火災探査機を使用する場合、消火システムの自動制御装置は2つの独立した火災信号に接した後に起動可能となる。人を保護エリアから退去させる場合、30秒以下の制御可能な遅延噴射時間が必要である。平日に無人エリアの場合、遅延なしで噴射するように設定する。

4)手動制御装置は保護エリア非常口の外、及び制御センター内の操作しやすい所に配置される。取り付け高さは中心点が地面より1.5m離れているところである。システムは「自動」或いは「手動」状態に関わらず、1か所でシステムの緊急起動や異常停止の操作を一括して行うことができる。

5)応急用制御装置はボンベルーム或いは保護エリア非常口外の、操作しやすい所に配置すべきである。