Inspurが国際TPC組織に加入へ、世界のIT業界における中国の発言権を増強

先日、国際標準化テストの権威機構TPC(Transaction Processing Performance Council、事務処理性能委員会)組織はInspurを会員として受け入れると発表した。TPC組織はシステムの評価とテスト領域において「ロイヤル研究院」としての名誉を持ち、世界のIT産業の「トップクラブ」とも呼ばれる。長年以来、Inspurは自主的な創造によって、高級領域や産業中心へ向けて困難を突破してきた。今回、TPC 国際テスト組織の正式な会員に加入できたことは、Insperの技術能力と産業影響力が世界の業界で認められたことの証明となる。

TPCは世界で最も歴史が長く、権威のある性能評価組織であり、商業アプリケーションの基準プロセスの標準規範、性能と価格度量を制定する。TPC組織のテストモデルは最も代表的なアプリケーションシステムを元に開発され、かつ技術の発展の状況によって修正し続け、実際の応用にとって優れた参考価値を有する。また、テストのすべての結果が発表される前に、必ずエンジニアによる現場検査やTPC委員会による集団審査などが必要とされ、審査の条件も非常に厳しいものである。そのため、TPC機構のテスト基準及び発表したテスト成績は商業スマート応用の領域において大きな影響力を持っている。

TPCは1988年に設立して以来、すでにTP C-C、TPC-DS、TPC-E、TPC-H、TPC-W、TPC-Energyなど7種類の主流テスト基準を確立した。その中の多くは業界に通用されるテスト基準になっている。TPCの7種類のテスト基準の中で、TPC-EとTPC-Cはオンライン取引OLTPのテスト基準であり、TPC-DS、TPC-Hは商業スマートOLAPのテスト基準である。この四つの基準は実際の業務に沿って確立されたもので、TPCテストの成績はすでに金融、通信、エネルギーなど重要な業界ユーザーでは、サーバーの購買、情報システムの構築に際して重要な参考資料や判断の根拠とされている。

Inspurは最も早くTPCの国際テストに参加した中国企業である。2004年にはInspurのサーバーであるスーパー3000が当時のTPC-Hのテストにおいて最高の成績を収め、中国のサーバーメーカーとして始めて国際テストにおける世界記録を獲得した。そして、現在までにInspurは16回にわたりTPC-E、TPC-H及びSPECjAppServer、SPECPowerなど、権威のある国際的な一連のテストにおいて記録を更新した。これらのテスト記録には中間部品、データベース、データバンク、能率など多くの応用場面、及びCPU 、ディスクI/Oなど単一項目の性能評価が含まれ、国際テストに次々と参加し、その記録を更新して、Inspurが中心技術や先端ソリューションの開発や発展において業界をリードしていることを証明した。

TPCの公式サイト

TPCは世界のソフトウェアとハードウェアの産業における「トップクラブ」であり、そのメンバーはチップ、操作システム、データベース、ネットワーク、サーバーなど多くの重要領域に渉っている。Intel、IBM、SAP、Oracle、Cisco、日立などはその組織のメンバーである。長期にわたってこの種の組織は主にアメリカと日本のメンバーとによって占められ、中国企業は余り見られなかった。Inspurの加入により、この種の組織にも中国企業の影響力が急速に上昇している。TPC組織に受け入れられたのは、迅速に向上するInspurのシステムの改善能力と、業界の応用経験によるものであり、Inspurが世界のサーバー産業での地位が向上された成果でもある。

TPC組織のメンバー図の出所:TPCの公式サイト

TPC組織に加入したInspurは理事会に代表を派遣し、組織の事業に参画することができ、特にテスト標準の開発や戦略目標の策定において、世界のシステム性能のテスト標準の制定や発展に重要な役割を果たすことになる。例えば、Inspurは新しいTPC の基準や標準を議決する権利を持ち、基準テスト工具の副本と許可、及びテストソフトウェアのバーコードを獲得することができる。したがって、Inspurはサーバーの性能テストの標準の関連モデルをより深く理解し、製品の性能と応用水準を向上するとともに、サーバー技術とアプリケーションの長期的な蓄積などの理解を通じて、TPC テストの標準と応用に直接に影響を与え、それに反映することができ、国際テスト標準の中に中国の特色をより多く具体化し、中国のユーザーに一層のサービスを提供することができる。

Inspurのサーバーソリューション事業部の総経理喬鑫は以下のように説明した。「TPCはオンライン商業取引と商業スマート領域の性能テスト標準を制定·運用し、IT産業と産業顧客の中で奥深い影響を持っている。Inspurは中国においてコンピューター本体技術を始めて運用する企業であり、中国のユーザー応用の特徴を早く世界のテスト標準に反映し、中国のユーザーの需要を産業標準に体現したい」。

Inspurは中国においてサーバーのソフトウェアとハードウェアの核心技術を保有する唯一のサプライヤーであり、「多プロセッサーCC-NUMA体系構造」を核心とした特許技術を保有している。データセンターの基礎構造に向け、コンピューター本体、大容量CPUから、汎用サーバー、クラウド操作システムなど完備したソリューションの他、ブロック化データセンター、全体サーバーなどの次世代データセンターの関連製品とソリューションまでを提供することができる。現在、Inspurのサーバーの出荷量は中国市場で1位、世界で5位である。

オブザーバーの分析によると、会社の技術力の急速な成長にしたがって、Inspurの影響力はすでに全世界のサーバー産業へ広がり、Inspurはより強い産業技術の発言権を求めている。今まで、世界最大のオープンクラウド組織OPenstack及びサーバー応用性能基準テスト組織SPECはすでにInspurを会員に受け入れた。