Gartner:2014年第一四半期にInspur製サーバーの出荷量は中国1位に

発表時間:2014年06月03日

マーケット研究会社Gartnerの最近のデータによると、2014年の第一四半期、世界のサーバーの出荷量は230万台であり、前年同期に比べてわずか1.4%の伸びであった。一方で、中国のサーバー市場は安定成長を続け、出荷量は42.7万台となり、前年同期に比べて29%成長し、世界のサーバー市場の成長の最大の動力となった。

中国のサーバー市場において、本土系企業のシェアは大幅に伸び、Inspurのサーバー出荷量は80929台で市場シェアが19%に上り、中国1位、世界5位になった。前年同期に比べて288%成長し、世界で最も成長が速いメーカーとなった。Inspurは中国にサーバー数量の統計が始まってから初めて出荷量が一位を占めた本土企業になった。同時に、アメリカのメーカーのシェアは明らかに下落し、IBM、HPとデルのシェアは2013年同期の49%から38%まで下落した。

中国のサーバー市場の構造の変化はすでに世界のサーバー市場の構造に対して影響を与えている。中国の市場の牽引を受け、アジア太平洋地区の出荷量は前年同期に比べて18%成長し、その他の地区は下落する一方であった。

インターネット領域の増強は本土メーカーのシェアが伸びる重要な原因となる。インターネット運営業者は中国サーバー市場を影響する主な力になる。Moor Insights and Strategyのアナリスト パトリック·モアへイドは、中国のインターネット運営業者は大規模なデータセンターを建設していて、外国の大手メーカーからではなく、本土のメーカーを通じてサーバーを購入していると説明している。このような動向の形成は、中米間の情報安全の争いによるものであり、国産のサーバーの値段が安いこともその一因になる。

この四半期に、InspurはBaidu、アリババ、QIHUなど大手通信業者から大規模な注文を得ている。Inspur集団副総裁、Inspurサーバーインターネット事業部総経理王虹莉が記者の取材に対し、Insperの全産業チェーンの運営能力は外国の企業よりもっと素早いものであり、外国の企業よりインターネット業界のルールに適応しやすく、コストを抑えるとともに利益や品質、サービスを保障することができると説明した。

5月27日、Inspurは全国巡回済南エリアにおいて初めて「i2i」計画、即ち「IBM to Inspur」を公表した。製品、ルートやサービスなど各方面において発展することを強調し、全力を尽くしてIBMがXサーバーから撤退することによってもたらされたチャンスを掴み、2014年中国サーバー市場1位の目標を実現すべきである。Inspur集団副総裁張海濤が取材に対し、「i2i」計画はすでに初期効果が現れ、Inspurのサーバーは金融、通信、交通、電力など外国のメーカーに独占されていた市場において大規模な代替が実現したと述べた。BPにおいて、Inspurはある一千万規模の国際メーカーの重点販売代理店の誘致に成功し、750社のMNCの金ブランド、銀ブランドやCFTのルートと契約を調印し、合作のパートナーの規模は5000社を超えた。Inspurが中国の市場1位を取得することによって、中国のサーバー産業は本土企業がリードする新たな時期を迎えつつある。