インテルとともに、INSPURは今秋も「AI・人工知能 EXPO」に出展
28 October 2022
ITインフラソリューションのリーディングサーバーメーカーであるINSPURは、「第7回 AI・人工知能EXPO秋」においてインテル社と共同で最新のGPU「Artic Sound-M」を搭載した製品やソリューションなどを展示し、日本市場での協力関係の強化、並びにオープンエコシステムを推進する団体、協会と共に国内での開発、構築を進めていくことを発表しました。
INSPURは5月に開催された「第6回AI・人工知能EXPO春」に引き続き今回も参加し、インテル社Artic Sound-M GPU(ATS-M)対応の最新ハイエンド2U2ソケットラックマウントサーバー・NF5280M6、エッジインフラ製品として利用されるエッジサーバー・NE5260M5、AI深層学習クラスタ管理ソフト・AI resource platform、並びにローカルパートナーと共に開発したソリューションなどを展示しました。
仮想デスクトップインフラ(VDI)、ビデオストリーミングとトランスコーディング、AI推論向けに設計されたIntel Artic Sound-M GPU(ATS-M)は、最大ピーク性能のフルハイト150Wオプションとハイピーク性能の薄型デュアルGPU75Wオプションの2構成が用意されています。 ATS-Mにより、Inspurのサーバーは最大500 TOPS(1秒間に1兆回の処理)の先進的なトランスコーディングとコンピューティング性能を実現し、視覚的な推論、メディア分析、リアルタイムAAAゲーム体験をサポートすることが可能です。 NF5280M6は、第3世代インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーを搭載した2U 2ソケットのハイエンド・ラックマウント・サーバーで、4枚の『ATS-M 150W GPU』をサポート可能です。 データ解析処理、ディープラーニング、分散ストレージなど、さまざまな用途に適しています。
INSPURのエッジインフラポートフォリオに新たに加わったのが、エッジサーバー「NE5260M5」です。 エッジ環境(MEC、AR/VRを含む)におけるセキュアかつ信頼性の高い運用に最適化され、柔軟な拡張性を提供するインテリジェントなサーバーです。
また、INSPURは「AI・人工知能EXPO秋」ブースにおいて、シンプルで柔軟な深層学習を可能にし、複数のGPUやサーバーで人気の深層学習AIモデルを簡単に学習・組み合わせできるAI深層学習クラスタ管理ソフト「AI Station」や、ローカルパートナーと共同開発したスマートパーキング、スマートリテール、顔認証などのソリューションも展示しました。
グローバルで有名な権威ある市場調査機関が発表した2022年第2四半期の世界サーバー販売データにおいてINSPURは第2位を獲得しました。また、AI向けGPUサーバーの世界販売シェアでは第1位を維持しました。 INSPURの日本法人であるINSPUR JAPANは、GPUサーバーやエッジサーバー製品を中心に、パートナー企業と共同で日本におけるAI・IoT市場を開拓していきます。